【図解】外観検査の委託と要注意ポイントを解説!より効果的な自動化とは?
「外観検査の外注をしたいが、何を気をつければいいのかわからない」
「外注化よりも徹底的にコストを抑え高品質化する方法はないだろうか?」
外観検査・目視検査の外注化を考える上でこんな疑問や要望はありませんか?
検査員による外観検査は、担当者の技量や適正、習熟度によって大きく成果が異なります。自社内ならケアできる問題も、外注化となると不安もありますよね。
この記事を読めば、外観検査の外注化の不安を解消できます。
現場視点を取り入れた「外注化する歳に注意すべきポイント3つ」と「メリットとデメリット」を解説。さらに、外注化以上のコスト減・高品質化を実現可能な「自動化」のプロであるロボットSier(ロボットシステムインテグレーター)をご紹介します。
外観検査の大幅改善に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
もし、画像処理を利用した外観検査の自動化により、
- 省力化、省人化してコストダウンしたい
- 生産性アップして売上を上げたい
- 人的ミスを減らして品質価値を高めたい
- 画像処理に特化したコンサルティングを受けたい
という場合は、お気軽に画処ラボまでお問い合わせください。ルール型画像処理からAIによる画像処理まで、幅広いご提案をさせていただきます。
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目次
1.外観検査の外注化・委託で気を付けるポイント3つ
いざ外観検査を委託しようとした際、注意したいポイントがあります。現場で起こりやすい問題から気を付けるポイント3つをまとめました。依頼前にぜひ参考にしてください。
(1)検査対象品
外観検査の外注でまず気を付けたいポイントは、希望する製品検査をできるかどうかです。工業製品や食品、または錠剤など対象となる製品は様々。外注を受ける業者に対しての判断基準としては、検査実績の問い合わせなどをするとわかりやすいでしょう。
製品の材料別でみた場合
- 樹脂・プラスチック部品
- ガラス・セラミックス部品
- 電子部品
- ゴム製品 など
このように工業製品における製品の材料だけで考えても数は少なくありません。
さらに切削加工された製品、スパッタ処理済みのミラー(ガラス)製品、高度な装置に使用される素子など、様々に加工された検査対象品もあるでしょう。
(2)品質管理体制の確認にはISO9001以外でも判断する
品質管理体制を確認する手段として最もわかりやすい判断材料は、ISO9001(品質)を取得していることです。ですが現在の外注検査業者は基本的にISO9001を取得済み。
ISO9001の取得有無を確認だけでは完璧とは言えません。
品質管理体制の確認において大切なのは、形だけの品質管理ではなく現場レベルで品質管理が行われているかどうかです。依頼する製品と類似する製品の、検査成績書などを直接確認すると良いでしょう。
確認する際のポイントとして例を1つあげると、検査項目に「誰でも明確に判断できる基準が明記されている」ことです。
形に異常がないこと、キズがないこと。などの曖昧な記載ではなく「表面のキズ〇長さμm、±〇μmまでを合格する」のように明確な数値があり、かつキズ長さを測定する方法や器具の指定がされており、器具の校正エビデンスがあるなど。このように現場で実際に生かされている品質管理資料を確認するとわかりやすいですね。
(3)検査員の質
ここでポイントになるのは検査員の質。外観観検査における検査方法は、主に検査員による目視検査だからです。
外注を依頼する予定の企業に、受注実績を確認すれば検査可能な製品は判別できます。しかし、検査員の質はわかりません。前項で紹介した品質管理体制の実態を、具体的にどのような教育(研修)体制で検査員へ落とし込めているか確認しましょう。
外注先の検査員を教育する体制で、品質や生産量は左右されます。万全の品質管理を行えるエビデンスがあっても、現場の検査員が実践できなければ、高品質・低コスト・確実な納期は実現できません。
2.目視検査の外注メリットとデメリット
外観検査の外注化にはメリットとデメリットが存在します。外注メリットとデメリットをまとめましたので、検討する際の参考にしてください。
(1)外観検査の外注メリット3つ
まずは外注メリット3つをご紹介します。
①低コスト化
自社の正社員で行うよりも、外注依頼の方が価格は低くなります。これは外注業者が専門的な検査体制・設備を持ち、より高品質・効率的なノウハウを蓄積しているからに他ありません。
専門的な検査であればなおのこと、専門知識や資格を持つ優秀な自社社員を採用するなら給与面での負担が生まれることでしょう。せっかく採用した人材もいざ大幅な減産となった場合、その人件費は大きな負担とります。
外注業者であれば低コスト化のノウハウもあり、増減産時の変動にも対応可能。多くのコスト問題を解消できるのです。
②教育と人員管理からの解放
目視検査はカンコツ、官能作業が含まれるため検査員の教育に時間がかかります。また「人件費の安いパート社員や非正規社員へ技術の習得を終えたと思ったら辞めてしまった」……という事態もよくあること。こうなれば再教育の必要があります。
外注化されればこうした「教育」や「人員調整」の管理からも解放されます。
③設備投資が不要
目視検査であっても設備は少なからず必要になります。防塵ブースの設置、照度管理、湿度管理、検査完了品の品質を保つ保管庫など製品によって様々。こうした設備は小さな物でも高額である場合が少なくありません。
外注・アウトソーシングであれば設備は全て外注先に整備されているので心配いりません。
(2)外観検査の外注デメリット3つ
次はデメリットについて説明します。記事の最初で紹介した「外観検査の外注で気を付けるポイント3つ」が実はデメリットになる可能性があります。
①検査対象品の変更に時間がかかる
検査対象品の追加や途中変更への対応には、自社内よりも時間がかかる場合があります。検査を専門に受注する業者でも、人が行う以上は検査員への教育が必要だからです。自社内よりも柔軟に人材調整可能な外注先でも、ある程度の期間を考慮しましょう。
②品質管理体制の維持
現場レベルで対応されている品質管理体制、最初の契約時以降にも外注先で継続されているかを確認するのは大変なことです。お互いに丁寧な打ち合わせを続けていても、手作業である以上「品質が一定である」と言い切れません。人の手で行う外観検査である以上、長期的な体制維持は簡単ではないでしょう。
③検査員の質を保つ難しさ
品質管理体制の維持と同じく、検査員の質も維持するのは難しいこと。品質の低下はもっての他ですが、慣れれば慣れるほど過剰な品質になってしまう場合があります。これは熟練者にありがちな変化で珍しいことではありません。
熟練者の目は即座に異常を見分けますが、厳しい目であるがゆえに判断も厳しくなりがちなのです。品質は低くてもいけませんが、過剰に求め過ぎても異常となります。
デメリットで紹介した内容は全て、手作業の不安定さが原因です。
外注先での品質異常は会社同士の信用問題になりかねません。外注先も厳格に対応しますが、人の作業である以上はバラツキに限界があります。
この手作業による限界をすべて解消する「自動化」を次の項目でご紹介します。
3.自動化で「安定した高品質」と「低コスト」を実現
外観検査の自動化であれば、手作業の不安定さをすべて解消し「安定した高品質」と「低コスト」を実現できます。
自動化とは人による手作業をロボット化したもの。自動化はこれまでに解説した手作業によるデメリットをすべて解決できるのです。
(1)迅速な対応力/検査品の変更や追加に即対応
検査対象品が変更されても、ロボットSier(ロボットシステムインテグレーター)によるロボットティーチング(プログラミング)で、ロボットはあらゆる検査対象品に即座に対応可能です。
画像処理システムによって製品の状態は肉眼で見るよりも正確にとらえられ、検査状態は客観的な映像データとして保存。プログラミングされたデータをもとに、自動で合否判定を行います。
自動化はティーチング(プログラミング)次第で、検査対象品の変更や追加にも即座に対応可能になるのです。
(2)「品質の管理体制」と「検査員の質」も自動化なら安定
手作業と違い、ロボットはプログラムによって正確に検査を繰り返します。
最初に組み込まれたプログラムは、その後ずっと変わることはありません。変化せず運用される基準により、品質の管理体制はいくら時間が経過しても一定です。
合否判定や選別・搬送作業も自動化され、品質低下や過剰品質も起こりえません。自動化は安定した品質を実現します。
(3)教育や人材確保のコストを削減
ティーチングによって作業を即実行できるロボットなら、教育も人材確保も必要ありません。高品質で安定した技術の習得までの教育期間(人件費)はなく、安定して成果を発揮する人材採用のコストも無用。
自動化された検査装置ならば、最小限のオペレーターで済みます。検査の自動化導入は恒久的なコスト削減をもたらすのです。
4.検査自動化を動画で紹介
外観検査の自動化について、わかりやすく解説している動画をご紹介します。
(1)3分で解説する画像処理入門編(画処ラボ)
自動外観検査に用いられる画像処理の工程や必要な機器について、基本的な知識をわかりやすくまとめた動画です。
(2)外観検査工程自動化から始める品質改善活動(マクニカ)
外観検査工程の自動化についてわかりやすく紹介している動画です。
(3)トレサビジョン・ロボット MAR2000i(ミツテック)
ASSY製品の外観検査を行うロボットの紹介動画です。組み上げ途中のラジコンを製品に見立て、あらゆる角度から素早く外観確認が行われます。
5.自動化の専門家「ロボットSier3」選
自動化の導入にはどうしても専門家のサポートが必要になります。
対象品への適切な機器選びにシステム構築、設置からアフターフォローは自力では困難。そんな時に頼りになるパートナー、ロボットSier3選をご紹介します。
(1)画処ラボ
【所在地】
〒105-0004 東京都港区新橋5丁目35−10 新橋アネックス 2階
TEL:050-3733-3774
WEB問合せ:https://gasho-labo.jp/#contact
https://gasho-labo.jp/
【特徴】
多数のセンサーメーカーと画像処理機器メーカーに精通した、画像処理のエキスパート。さまざまなメーカーから、照明は50種類、カメラ・レンズは30種類をとりそろえており、あらゆる材質・形状に対し最適なメーカーを即座に選定します。
また、メーカー横断での機器選定から判断プログラムの選定及び装置の設置構想までを⼀括で提案しており、装置の構想・設置、サポートまで、ワンストップで相談が可能。
遠隔サポートシステムも導入しており、運用後のトラブルへの初動対応も極めて迅速に行われるため、安心です。
【実績】
業界最大級の画像処理検証施設を開設!
「画処ラボ」ではルールベースやAIの画像処理を専門エンジニアが検証。ご相談から装置制作まで一貫対応します。
(2)アイエスシー株式会社
【特徴】
画像処理技術のシステム開発に携わり、確かな技術で製品外観検査へのソリューションを提供。包括的な側面からシステム・ハードウェア開発の提案もしています。
【所在地】
〒211-0002
神奈川県川崎市中原区上丸子山王町1-873-6 原厚ビル1F
TEL:044-431-2080
(3)有限会社シマテック
【特徴】
自動外観検査装置シマ・ロボシスが主力製品。構造部、電気部及びハード部を自社開発しているため、様々なワークへ柔軟な対応が可能なメーカーです。
【所在地】
本社 技術販売事業部/営業部/技術部/製造部/経理
〒194-0032 東京都町田市本町田973-2
TEL:042(729)8914
FAX:042(729)8915
6.外観検査の自動化導入に関するご相談は画処ラボへ
一口で外観検査と言っても種類は幅広く解決すべき課題は山積みです。次世代の自動化導入と運用には、高い専門性を持つパートナーが欠かせません。
画処ラボであれば現在の問題に対するご相談から、機器の選定、お客様のケースにあったプランのご提案、設置後のサポートまで一元管理が可能です。外観検査に関する最上のソリューションをお望みであれば、ぜひ画処ラボへご相談ください。
関東最大級のロボットシステムインテグレーター 画像処理の検証から装置化ならお任せください
050-1743-0310 営業時間:平日9:00-18:00