株式会社FAプロダクツ（代表取締役社長：天野眞也、茨城県土浦市）は2023年3月22日、一般社団法人日本惣菜協会への協力企業の一つとして、惣菜・弁当の盛付、蓋閉め工程のロボットシステム開発に成功したと発表しました。

今回の事業は経済産業省「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」、農林水産省「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちスマート食品産業実証事業のうち、モデル実証事業」に採択されています。

＜ロボットシステムのご紹介＞
（1）高速弁当盛付ロボットシステム（業界初※）
廉価なスカラロボットを用いた高速弁当盛付ロボットシステムを、ユーザー企業として㈱ヒライ、㈱ベルク（㈱ホームデリカ）、開発ベンダー企業として㈱FAプロダクツ、新エフエイコム㈱、FAプロダクツ㈱、ＳＭＣ㈱のチームで開発しました。盛付のタクトは、最大1,200個／時間と業界最高速（※）であり、複数の盛り付け食材に対応しています。

（2）超高速蓋閉ロボットシステム（業界初※）
協会の会員調査で機械化の要望の高かった蓋閉め作業の自動化を目的として、調理麺を製造している㈱デリモと、開発ベンダー企業としてコネクテッドロボティクス㈱、㈱FAプロダクツ、新エフエイコム㈱、FAプロダクツ㈱のチームで業界最高速（※）最大1,500個／時間の超高速蓋閉ロボットシステムを開発しました。

（3）製品移載ロボットシステム
惣菜や弁当を始め、多くの食品製造において、ベルトコンベア上で処理された商品は、番重と呼ばれる箱に移載され、出荷工程に送られます。この番重への移載の多くが人手で行われています。今回、この移載の自動化を行うため、ユーザー企業として弁当を製造する㈱ジャンボリア、レトルト製品を製造するカネカ食品㈱、ベンダー企業として㈱FAプロダクツ、新エフエイコム㈱、FAプロダクツ㈱のチームで開発しました。

※日本惣菜協会調べ

惣菜盛付ロボットシステム【トレー供給一体型／省スペース型】など多数のシステムを開発しておりますので、全容については日本惣菜協会のリリースをご覧ください。
＞＞日本惣菜協会のリリースはこちら

弊社及び弊社同様プロジェクトに協力企業として参加している株式会社FAプロダクツ、新エフエイコム株式会社が幹事企業として参画する企業コンソーシアム「Team Cross FA（チームクロスエフエー）」による発表資料は以下の通りです。
＞＞Team Cross FAのリリースはこちら

＜本件に関するお問い合わせ先＞
株式会社FAプロダクツ
担当: 植地祐奈
E-mail: jss_marketing@jss1.jp
Tel: 050-1743-0310（代表）