1. HOME
  2. お役立ち情報
  3. 治具設計の一般的な流れとは?ステップごとに求められること

COLUMN

お役立ち情報

治具設計の一般的な流れとは?ステップごとに求められること

工場作業の効率化のために必要不可欠な治具。
昨今では働き方改革を掲げて、より一層の効率化を図る工場が増えてきています。
また、高精度の治具を作成することで作業性の向上だけでなく、結果としてコストダウンにつながる事例も数多く見受けられます。
今回は作業効率化に必要不可欠な治具の設計までの一般的な流れをご説明します。  

治具とはなにか?

まずは治具とはなにか解説します。
治具とは一般的に品物を作るために使う道具のことをいいます。
作業の効率化を図ったり、精度の高い製品の検査に使ったり、目に見えない電気などの検知器具として使われることもあります。
治具で大切なのは高精度であること、より簡単に誰の手でも組み立て、検査ができることを目指して設計されます。

⇒治具とはなにか?使用する目的や種類、流れを解説【図解付き】

 

治具設計までの流れ

治具と一言で表現しても形や用途はお客様によって様々です。
治具を設計するに当たり、最も大切な事は、お客様のご要望に合わせた設計・製作が必要不可欠です。
そのため、ご要望をいただいてからの流れは、徹底的にお客様のご要望を形にする努力が求められます。
また、治具を設計するまでお客様とメーカーが同じ目的を共有して作り上げる必要があります。

事前打ち合わせ

お客様からのご要望をいただいてから設計までにはいくつかプロセスを踏む必要があります。特に、事前打ち合わせは治具の仕様や精度に関わる大切なプロセスなので打ち合わせに設計担当者が同席することが多いです。
ただし、お客様には事前にご用意いただく資料も必要になってきます。治具を設計するまでに、下記の資料をお持ちいただくと設計・製作の意思決定がスムーズに運びます。

治具を製作する対象の部品及び品物データ(図面や実物)
お客様規定の治具仕様書
部品及び品物の勘合物のデータ及び実物

仕様書はお客様によってはない場合もあります。その際は事前打ち合わせをしたあとに仕様書を作成することも可能です。仕様書は今後同じものを作るときに必要な資料となります。仕様書がないと設計作業が円滑に進みません。
設計にあたり治具を使う対象の現物があると、打ち合わせがよりスムーズに進むでしょう。3Dデータだけでも十分なのですが、やはり実物があると手にとって確認できるため設計作業がはかどります。
また、現物の勘合物もあると次工程のことを考えて設計できます。
加工品であれば加工前、加工後の現物があるとさらに精度の高い治具設計が可能になります。

お見積り提出

事前打ち合わせ後に製作する治具のお見積りをお出しします。
お見積りの内容は仕様書製作、パーツ、材料費、設計費用などがあります。

※日本サポートシステムの場合
打ち合わせから製作までを自社で一貫しておりますので、高品質でありながら適正価格でのご提供が可能です。お見積り時に仕様変更や追加などのご要望にも柔軟に対応しています。

設計・仕様の確認

ご発注いただいたら治具設計に進みます。
設計図が完成しましたら仕様書と合わせてもう一度打ち合わせをさせていただき、設計図面と仕様書の整合性を確かめていただきます。仕様書通りの設計図であれば治具の製作に取り掛かります。

※日本サポートシステムの場合
設計は弊社専門の技術スタッフが責任を持って設計いたします。そのため、この段階での仕様変更や追加のご要望にも柔軟にお応えしています。

製作・組立

治具の設計図と仕様書の確認をいただき、整合性が取れましたら治具の作成に進みます。
治具は1つ1つの部品からなるものです。複雑な治具であればあるほど製作日数がかかります。また、高精度のパーツを作るのにも製作日数がかかります。

※日本サポートシステムの場合
製作・組立の段階でも仕様変更や追加のご依頼に柔軟にお応えしています。

お客様立ち会い

完成した治具がお客様の仕様に沿っているものであるか、納品前にチェックしていただきます。問題がなければ、次の納品の日程などを打ち合わせします。

納品

お客様の工場に納品に伺います。備え付けの際に、必要であれば操作説明や取扱説明書の説明などを行います。
治具の納品後、何かしら不具合があったなど不測の事態が起こったら、現状を確認させていただきご対応いたします。

まとめ

治具の製作の流れについて解説いたしました。
最も重要なことはメーカー担当者との事前打ち合わせです。治具の仕様や精度や価格に関わる大切なプロセスなので、抜けもれなくしっかりと進めましょう。

「治具設計を低コストで品質良く製造するために、どうすればよいだろうか?」と悩んだら、お気軽に日本サポートシステムにお問い合わせください。

治具設計で約30年の実績と信頼があります。どのような業種のメーカーから出される治具製作要望に応えることができるように体制を整え、高い技術力をもって治具の開発を進めています。

お役立ち情報