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産業用ロボットメーカーのランキングを紹介。4強の特徴を比較

さまざまな産業用ロボットメーカーがあり、どのようなメーカーを選べばよいか、わからないときがあります。
産業用ロボットは、導入に多額の費用がかかりますので、できれば失敗することは避けたいものです。
選び方の1つとして、人気のあるメーカーから選択したい場合には、売上ランキング上位や4強と呼ばれるメーカーから選定するのがよいでしょう。

産業用ロボットメーカー売上ランキングトップ5や、世間で4強と呼ばれるメーカーを確認し、それぞれのメーカーがどのような特徴を持っているのか、比較してご紹介します。

1.産業用ロボットメーカー売上ランキング

まずは、産業用ロボットを扱っているメーカーの中で、ロボット関連事業の売上ランキングトップ5のメーカーを確認しましょう。
売上高上位となっているのは、ABB、ファナック、川崎重工業、安川電機、KUKAです。

IFR(国際ロボット連盟)の出しているレポート によると、産業用ロボットの世界販売台数は、2011年以降平均で毎年14%以上も増加し続けており、その傾向は少なくとも2021年までは継続するとされています。

売上ランキング上位のメーカーは、成長し続けてきた市場をけん引してきたメーカーです。
さらにこれから成長し続けていく産業用ロボット市場を、けん引し続けていくメーカーといえます。

2.産業用ロボットメーカー4強

また、産業用ロボット業界では4強と呼ばれているメーカーがあります。
海外ではBIG4とも呼ばれており、4強を構成しているのはABB、ファナック、安川電機、KUKAです。

すべて売上ランキングトップ5に入っている企業であり、「会社規模が大きい企業が売り上げ規模も大きい」という点が分かります。
世界で4強と呼ばれるメーカーの中に、ファナックと安川電機という国内メーカーが2社入っているので、日本のメーカーが産業用ロボットの世界では、大きな影響力を持っていることが分かります。

3.各産業用ロボットメーカーの特徴

ここで、売上ランキング上位に入っている5つのメーカーについて、それぞれのメーカーがどのような特徴を持っているのか、確認していきます。

(1)ABB

https://new.abb.com/jp

【所在地】
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 22F
03-4523-6000
※ABBジャパンの所在地を記載

【営業品目】
・産業用ロボット
・変電所
・可変速ドライブ
・直流送電
・クレーンシステム
・ネットワークマネジメント

【特徴】
・スイスに本社を置く多国籍企業で4大産業用ロボットメーカーの1つ
・創業から130年以上にわたって技術革新を継続
・世界的なデジタル産業をリード
・プロセスとハイブリッド産業向けの幅広いソリューションを提供
・産業用ロボットに関して世界第2位
・石油ガス、電力、化学、鉱物、紙パルプの生産用機械、ロボットを採用

https://new.abb.com/jp/yumi

協働型双腕ロボット

https://new.abb.com/jp/single-arm-yumi

協働型単腕ロボット

(2)ファナック

https://www.fanuc.co.jp/

【所在地】
山梨県忍野村
0555-84-5555

【営業品目】
・FA:CNC、サーボモータ、レーザ
・産業用ロボット:アームロボット、ロボドリル、ロボショット、ロボナノ
・製造業向けオープンプラットフォーム

【特徴】
・FA事業、ロボマシン事業、IoTプラットフォーム事業の三本柱
・製造の自働化と効率化を推進し、国内外の製造業発展に貢献
・より少ない部品で、商品の信頼性を高め、低いコストでつくる
・全世界をカバーするサービスネットワーク
・高度に自働化された工場で製品を生産

ファナックロボット

ゲンコツロボット

(3)川崎重工業

https://www.khi.co.jp/

【所在地】
東京都港区海岸1丁目14-5
03-3435-2111

【営業品目】
・船舶海洋:LNG船、LPG船、潜水艦などの高付加価値船の開発、保守
・車両:新幹線をはじめとする電車、貨車、機関車、新交通システム
・航空宇宙:固定翼哨戒機、輸送機や宇宙機器の製造、
・エネルギー、環境プラント:各種産業プラントや環境保全設備の設計から販売
・モーターサイクル&エンジン:二輪車、四輪バギー車、ユーティリティビークルの製造、販売
・精密機器、ロボット:建設機械、産業機械、船舶用の油圧機械製造、自動車業界、電気、電子業界向けの溶接、組み立て、塗装、パレタイズロボットの供給

【特徴】
・1969年に国産初の産業用ロボット生産を開始
・高品質、高性能のロボット及び付加価値の高いソリューションを世界中に提供
・産業用ロボットメーカーのパイオニアとして様々な産業にカワサキロボットを供給
・多彩なサイズの汎用ロボット、スカラロボット、塗装ロボット、溶接ロボットなどさまざまな種類のロボットをラインナップ

川崎重工業ロボット

(4)安川電機

https://www.yaskawa.co.jp/

【所在地】
福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2-1
093-645-8801

【営業品目】
・ACサーボ、コントローラ
・インバータ
・ロボット
・システムエンジニアリング
・物流サービス

【特徴】
・溶接ロボットや塗装ロボットなどの垂直多関節ロボットを主力に
・自動車関連市場を中心に大きなシェアを持っている
・自社開発のサーボ・コントローラ製品を活用
・広く使われるようになったメカトロニクスをはじめて提唱

安川電機ロボット

安川電機ロボット2

(5)KUKA

https://www.kuka.com/ja-jp

【所在地】
神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134
045-744-7531
※KUKA College Japan K.K.の所在地を記載

【営業品目】
・産業部門:産業用ロボット、オートメーション化
・オートモーティブ部門:エンジニアリング提供サービス
・コンシューマーグッズ&ロジスティクスオートメーション部門:倉庫及び配送センター向けソリューションの提供
・ヘルスケア部門:病院と薬局のプロセス及びシステムを最適化

【特徴】
・1989年にドイツで誕生し、世界中に子会社を持つ世界的な企業
・世界をリードするオートメーション化のスペシャリスト
・ロボットコンポーネントからクラウドバースのITツールまで多種多様なサービスを提供
・自動車部品メーカー、工作機械分野、プラスチック産業、溶接工業などを重点化

KUKAロボット

KUKAロボット2

4.産業用ロボットメーカーの比較

これまで紹介してきた産業用ロボットメーカー5社を比較します。自社で使用するメーカーを選定する際には、下記の点がポイントになりますので、確認していきます。

・求めている製品を取り扱っているか?
・進出している地域に開発、生産拠点があるか?

(1)取り扱い製品

産業用ロボットには溶接、塗装、搬送などさまざまな製品があります。
各メーカーの取り扱い製品と、強みとなる製品を表を元に解説します。

ロボットの種類ごとの取り扱い比較

ABBの主力製品は、多関節ロボットであるロボットアームで、20種類以上を取り揃えています。
また、人間と同じ空間で作業ができる協調ロボットや、その他さまざまな製品を取り揃えています。

世界中でさまざまな製品を供給しているファナックは、製品ラインナップも豊富ですが、特に溶接ロボットに強みを持っており、新スポット溶接ロボットは、世界各国の自動車メーカで使われるなど、新たな製品を生み出し続けています。

川崎重工業は、全体的にバランスよくラインナップされているため、どのようなロボットでも大体扱っている総合力が、強みといえます。

安川電機も幅広い製品を取り扱っており、その中でもとくに組立から搬送に至るまで一連の作業を、複数台のロボットを上手く組み合わせることで、実現しています。

KUKAの強みは垂直多関節ロボットのロボットアームです。取り扱う製品の大きさや重さにより豊富なラインナップから、選定できます。

(2)進出地域

今後事業を展開していく中で、進出していく国や地域に開発・生産拠点があると、スムーズなコミュニケーションにつながります。
特に、日本企業が進出していく可能性の高い米国や中国に拠点があるかは、確認が必要です。

5大ロボットメーカーの開発生産拠点の表

KUKA以外のメーカーは日本に開発・生産拠点があり力を入れていることが分かります。
いずれのメーカーを選択したとしても、特に問題ないでしょう。
国内のメーカーを選定すれば拠点が複数あるため、コミュニケーションも取りやすいです。
今後も多くの企業が進出していく中国には、ABBと安川電機が開発拠点と生産拠点の両方を保有しています。

5.まとめ

産業用ロボットを扱っているメーカーは多くありますが、今回紹介した5社は売上、企業規模共に世界を代表するメーカーです。
それぞれのメーカーが複数種類の産業用ロボットを取り扱っていますが、メーカーによって得意分野が異なります。
自社が求めている産業用ロボットを扱っているかどうか、得意としているかどうかは、メーカー選定の重要なポイントの1つです。

また、製品をスムーズに導入し、導入後のサポートやアフターサービスが充実しているかどうかは、導入している地域にメーカーの開発・生産拠点が導入されているかどうかが影響します。
サポートが必要な際に、スピーディーに対応してもらえますので、トラブルが起きたとしてもすぐに改善可能です。

このような観点でメーカーを選ぶのも1つの案ですが、数あるメーカーの中から長い付き合いになるメーカーを選定するのは、簡単ではありません。
もし、どのメーカーがよいか迷ってしまった場合には、多くのメーカーが扱う産業用ロボットに精通し、数多くの企業に対して産業用ロボットの導入をサポートしてきた日本サポートシステムにお問い合わせください。
ロボットSlerであり、省力化のプロフェッショナルであるため、高品質低コストを実現し、400社以上の企業に支持されています。

日本サポートシステム

【所在地】
茨城県稲敷群阿見町阿見字阿見原4666-1777
029-844-2777

【営業品目】
・産業用ロボット
・生産設備合理化、省力化の設計及び製作
・基盤電気チェッカーや貼合、折曲など
・治具の設計、製作

【特徴】
・設計から組立・配線まで自社で一貫生産体制を構築
・高品質・低コストを実現
・最適なライン構築をサポートする為にプラントシミュレーションを活用
・机上設計段階で見える化できるため無駄な手戻りを排除
・複数の企業によって構成されている「Team Cross FA」にも参画
・国内からアジアまで海外も含めた生産工場への対応を実現

【実績】
NM社(電子部品の製造販売)、HS製作所(情報通信・社会産業・電子装置・建設機械・高機能材料・生活の各システム製造販売)、TT社(ショッピングセンターなどリテール事業)、SM社(自動制御機器の製造・販売)、OR社(自動車安全システムの製造販売)

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