【図解】自動機器の導入メリット3つとおすすめメーカー5選
・人手不足で現場が安定しない
・機械で自動化すると品質は良くなるんだろうか?
・ずっと動く機械やロボットに任せたら効率はあがるかも?
製造業に関わるなかで、そんな心配や疑問はありませんか?
工場や工程の自動化を行えば、これらの問題を一気に解決することができます。
人の作業を機械(産業ロボット)が代わりに行う自動化であれば、安全・品質・効率の向上が同時に実現可能。
現場の改善に直接アプローチする自動化は、今後の懸念となる人手不足を含めた有効な解決策です。
また、製造業では人手不足が深刻化しています。
労働者層の減少は現場での生産性への影響はもちろん、企業の継続そのものにも大きく関わっていくことでしょう。
次の項目で人手不足、その解決策となる自動化についてまとめたのでご覧ください。
もし、自動機器を導入して、
- 省力化、省人化してコストダウンしたい
- 生産性アップして売上を上げたい
- 人的ミスを減らして品質価値を高めたい
- どのメーカーの自動機器を使えば効率的かわからない
場合は、関東最大級のロボットSIer、FAプロダクツまでお問い合わせください。
自動機器の導入が得意な技術者が、最適なご提案をさせていただきます。
⇒工場の自動化の最新事例5選を紹介+自動化に強いSIer4つ
目次
1.悪化を続ける人手不足問題
製造業における人手不足は悪化を続けています。
その影響は年々広がりを見せ、労働者層である若者の減少とともにこれからさらに悪化する可能性は否定できません。
帝国データバンクの調査では、2018年の人手不足倒産が153件発生、負債総額は223億7700万円という数字が出ています。
この件数は前年比の44.3%増加、3年連続の増加です。
参考: 帝国データバンク「人手不足倒産」の動向調査(2013~18年)
2020年4月の帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」によれば、新型コロナウイルスの影響で業務量が減少した業種も多く、人手不足を問題とする企業は直近では減少傾向にあります。生産量を減らす・工場の稼働時間を減らす調整を実施する企業も多く見られます。
しかし製品需要の回復や現在の感染状況が変化した際に、コロナ禍以前に生産の水準を戻す・最適生産を実現するには、作業者に左右されない生産を実現することが急務となっています。そのため現在では、人手不足以外にも、生産ラインで作業者に依存せず作業を実施するかという別側面での問題も顕在化してきています。
参考: 帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2020年4月)」
(1)製造業へのイメージ変化
人手不足の要因として労働者から見た仕事に対するイメージの変化があります。
1つを例に挙げると、夜勤勤務(または交代制)の製造業などです。
一昔前ではライン作業・深夜交代制といえば、手当が厚く給与が高い“稼げる仕事”でした。
しかし今では非正規労働があたりまえで給与は減少、結果として“稼げる仕事”のイメージは非常に薄れています。
(2)3K「汚い、きつい、危険」は回避するもの
この意識も労働者の選択に起きている大きな要因の1つです。
今では企業の情報発信だけではなく、SNSなどで個人が生の情報を発信する時代。
よりリアルな3K事情を労働者は知ることができます。
労働者はこの情報をもとに仕事を選ぶので、より楽で華やかな別業界へ移りがちに。
解決するには単純に給与を上げれば良い……という問題でもありません。
企業も厳しい状況に置かれている中で、おいそれと人件費を上げられないのが実情なのです。
2.自動化で人手不足解消+3つのメリット
人員不足に関する問題は自動化が解決してくれます。
人が行う作業を機械(産業ロボット)が代わりに行うために、そもそも必要となるマンパワーが少なくて済むからです。
3Kに属する人集めが難しい作業でも、産業ロボットは安全に高品質で効率よく成果を出してくれるのです。
(1)安全の確保
安全第一、品質第二の標語にあるように、安全は何よりも優先されます。
自動化は人が行う作業をそのまま産業ロボットが行うので、人が危険にさらされる可能性すらありません。
接触や落下・挟み込みで重傷・死亡事故が懸念される超重量物の運搬やその加工作業。
熱や高電圧化における危険作業、劇物による身体被害が予想される作業等、あらゆる場面において産業ロボットが代わりに作業することで、この危険を0にできるのです。
(2)品質の向上
安全への対策は品質対策へも効果を発揮します。
接触や落下では人的被害はもちろん、製品の破損も避けられません。
この接触や落下のような事故を未然に防ぐことは、製品の破損を防ぎ品質の安定にもつながります。
加工や組み立て作業においては、ワーク内容そのものを産業ロボットへ覚え込ませ調整するティーチングで“高品質な作業を安定して”実現することが可能です。
設計変更や仕様変更などにも、ティーチングによって柔軟に確実に対応できます。
(3)効率/コスト面の向上
自動化は効率面においても多大な効果が期待できます。
品質であげたティーチングは、自動化のプロであるロボットシステムインデグレーターの手によって産業ロボットを即座に“熟練の作業者”へ作り上げます。
作業自体の最効率化(最短導線)はもちろん、作業者への教育・習熟期間さえも必要ありません。
産業ロボットは機械ですので、規定のメンテナンスにより長時間の安定した稼働が見込めます。
また突発の休みによる停止、生産量ダウンという懸念がなくなるのは現場としても管理する側としても非常に効果的でしょう。
3.自動機器(省力化)の導入におすすめメーカー+SIer5選
自動化とは人の作業を産業ロボットなどの機械に任せる“省力化”を意味します。
この省力化を取り扱うおすすめの国内専門メーカー(ロボットシステムインテグレーター)を紹介していますので、ぜひ導入時の参考にしてください。
(1)株式会社FAプロダクツ
【特徴】
FAプロダクツは年間200台もの実績がある関東最大級のロボットシステムインテグレーターです。一貫生産体制をとっており、設計から製造までをワンストップで対応。費用・時間にムダなく最適化を行うことができます。
最大の特徴は、お打ち合わせから原則1週間以内に「お見積りとポンチ絵」をご送付します。
【ポンチ絵とお見積りのサンプル】
テキストやお電話だけでは伝わりづらいゴールイメージを共有し、スピード感を持った対応を心がけています。
【所在地】
茨城県土浦市卸町2丁目13-3
TEL.050-1743-0310(代表)
FAX.050-3156-2692(代表)
https://jss1.jp/
【営業品目】
- 産業用ロボット
- 生産設備合理化・省力化の設計及び製作
- 基板電気チェッカーや貼合・折曲など
- 治具の設計・製作
【実績】
NM社(電子部品の製造販売)、HS製作所(情報通信・社会産業・電子装置・建設機械・高機能材料・生活の各システム製造販売)、TT社(ショッピングセンターなどリテール事業)、SM社(自動制御機器の製造・販売)、OR社(自動車安全システムの製造販売)
株式会社FAプロダクツの
⇒株式会社FAプロダクツの装置製作実績は、こちらよりご確認いただけます。
(2)西部自動機器株式會社
ナノメーターの無人加工を推進する超仕上機メーカー。
西部自動機器株式会社會社が得意とする西部式超仕上というものがあり、工作機械と砥石・制御方法に独自の工夫がなされ、オリジナルの加工方法を確立。
切削から研磨・加工までを自動で行うことができ、かつ精密加工にも対応した製品ラインナップもあります。
本社
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1丁目23番2号
電話 (06) 6616-0007 (代)
FAX (06) 6616-0200
工場
〒590-0821 大阪府堺市大仙西町6丁177
東京営業所
〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町1914-4
電話(045) 852-3945 FAX (045) 851-6758
(3)池田自動機器株式会社
各種電子部品の整列で省力化、コストダウンを実現。
部品を平面整列する振込機、組立パレットを取り扱う。品種の切り替え等にも柔軟に対応したサービスで、微小部品同士の組立、画像検査、圧入、焼成工程前、塗布工程前などあらゆる分野から顧客の要望を叶えます。
本社
〒132-0033 東京都江戸川区東小松川4丁目18番地17号
TEL 03-5674-3161
FAX 03-3869-3641
(4)阪神動力機器株式会社
創業1950年の歴史を持つ阪神動力機器株式会社。
半世紀にかけて培われた技術と経験により、水処理機器・包装機・レーシング機など開発し、省エネ・省力化を実現。環境マネジメントシステムの確立で、環境・品質面に注力し、持続的・発展可能な循環型社会への貢献を行っています。
本社
【住所】〒554-0014 大阪府大阪市此花区四貫島2-26-7
【最寄駅】阪神なんば線 千鳥橋駅
【TEL】06-6461-6551
【FAX】06-6461-6555
(5)佐藤工機株式会社
一貫した社内ラインにより、高精度の製品を提供する佐藤工機株式会社。
通信、計測に関する自動省力機器の開発を手掛けています(半導体・液晶・バイオ関連の分野ではより高性能な自動省力器機も取り扱う)
少数精鋭の技術者集団による付加価値向上により、「世界一の町工場」を目指しています。
【本社】
〒192-0046
東京都八王子市明神町2-8-9
【大和田工場】
〒192-0045
東京都八王子市大和田町7-4-22
電話番号 042-644-5032
FAX番号 042-645-6680
4.生産現場へのロボット導入はFAプロダクツへ
生産・製造現場における問題は、予測してあらかじめ防ぐことができます。
安全・品質・コストはもちろん、人手不足の問題もあらかじめ避けることが可能ではないでしょうか。
自動機・省力化の分野は円熟してはいません。しかし熱意あるロボットSIerの手によって、大きな成長が期待できます。
導入に際してお悩みのある場合は、お気軽に株式会社FAプロダクツまでご相談ください。
関東最大級のロボットシステムインテグレーター ロボットシステムの設計から製造ならお任せください
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