【自動化装置で生産性向上】事例やメーカー4選、導入の流れを解説
工場の作業を効率化する自動化装置の導入が昨今進んでいます。
自動化装置を導入することで、コストの面も大幅に改善され、さらなる生産性の向上が期待できます。
導入が進んでいる背景には、人手不足問題の深刻化があり日本のみならず、海外でも自動化設備に期待が集まっています。
自動化装置の導入が進めば、工場の生産性も上がり、人手不足問題の解消、あるいはそれ以上の生産性も期待できます。
本記事では、自動化装置について、製造しているメーカーや、事例、設計や制作についてご紹介いたします。
まずは自動化装置とは何なのかについて、解説いたします。
もし、自動化装置を導入して、
- 省力化、省人化してコストダウンしたい
- 生産性アップして売上を上げたい
- 人的ミスを減らして品質価値を高めたい
- どのメーカーの自動化設備を使えば効率的かわからない
という場合は、お気軽にFAプロダクツまでお問い合わせください。
関東最大級のロボットSIerとして、最適化のご提案をさせていただきます。
目次
１.自動化装置とは？動画付きで紹介！
自動化装置とは、検査や組立、計測、画像処理などを自動化で行う機械機械のことです。
主に自動化装置には以下のようなものがあります。
（１）円筒テープ貼り装置MG-2xxxTU C
各種テープ貼りユニットを装着して円筒にテープ貼りすることのできる装置です。
（２）テープ貼りユニット MG 2000TU
紙、セロハン、ポリミイド等のテープ貼りを行う装置です。
（３）汎用テープ貼り装置 MG-2200TU-R
平面のテープ貼り動作を自動で行うことのできる装置です。
（４）テープ巻き治具
テープ自動巻き取り機です。
人が行うと面倒な作業を自動化してくれうことが自動化装置のメリットです。
小型のものから大型のものまで様々な種類の装置があります。
２.プレス加工でも自動化設備の導入が進んでいる
プレス加工も自動化装置が開発・導入されています。
具体的に、プレス加工は被加工材を金型に当て、加工機を使って圧力を与えることで、金型の形を変形させる工程のことです。
これまで、プレス加工の作業は職人が手作業で行っていました。
しかし、これからは職人が手作業を行う時代から、製品開発が進み、多様化されていく時代へ進歩しています。
プレス加工自動化装置は、さまざまなニーズに答え、作業者の負担を減らし、より安心安全に作業効率化を実現します。
３.自動化装置のメーカー4選
自動化装置の導入をお考えの場合、どういったメーカーが装置を開発・販売しているのか、気になるところだと思います。
自動化装置の主要メーカーを集めましたので、ご紹介いたします。
（１）株式会社FAプロダクツ
【特徴】
FAプロダクツは年間200台もの実績がある関東最大級のロボットシステムインテグレーターです。一貫生産体制をとっており、設計から製造までをワンストップで対応。費用・時間にムダなく最適化を行うことができます。
また、お打ち合わせから原則1週間以内に「お見積りとポンチ絵」をご送付。
【ポンチ絵とお見積りのサンプル】
テキストやお電話だけでは伝わりづらいゴールイメージを共有し、スピード感を持った対応を心がけています。
【所在地】
茨城県土浦市卸町2丁目13-3
TEL.050-1743-0310(代表)
FAX.050-3156-2692（代表）
https://jss1.jp/
【営業品目】
- 産業用ロボット
- 生産設備合理化・省力化の設計及び製作
- 基板電気チェッカーや貼合・折曲など
- 治具の設計・製作
【実績】
ＮＭ社（電子部品の製造販売）、ＨＳ製作所（情報通信・社会産業・電子装置・建設機械・高機能材料・生活の各システム製造販売）、ＴＴ社（ショッピングセンターなどリテール事業）、ＳＭ社（自動制御機器の製造・販売）、ＯＲ社（自動車安全システムの製造販売）
【製作事例はコチラ】
（２）JOHNAN株式会社
自動化・省力化装置のカスタマイズ機・量産機 製作を中心に人とロボット共生できる生産システムの構築に力を入れています。
誰もがいきいきと働ける環境づくりを目指している会社です。
人材育成事業や医療機器の事業化支援、基盤修理サービスなども行っています。
＜会社概要＞
- 創業 1962年10月
- 設立 1968年8月
- 資本金 9,500万円
- 本社所在地 〒611-0033 京都府宇治市大久保町成手1番地28
＜事業内容＞
- 電子部品・機器、フィルム加工の開発、試作、製造
- プリント基板修理サービス
- 環境改善・生産支援製品の企画・製造・販売
- 自動化、省力化機器の開発、設計、製造
（３）株式会社 ピーエムティー
超精密加工事業を中心に機械・装置事業・ライフサイエンス事業・ミニアルファウンドリ事業などを行っている会社です。
自動化装置では半導体や電子部品をはじめ、様々な業界分野向けの機械・装置を設計・製作・販売しています。
＜会社概要＞
- 設立 1991年9月
- 資本金 5,000万円
- 事業所 本社・工場 〒811-2115 福岡県糟屋郡須恵町1705番地の1
＜事業内容＞
- 半導体
- 電子部品
- 自動車
- ライフサイエンスを中心とする各業界
（４）泉谷機器工業株式会社
あらゆる分野で実績数千種のノウハウと高品品質・高精度でユーザーへのきめ細やかな対応が高評価の会社です。
ロボットSI・自動・省力化機械など、正確な機械技術と、的確な設計をもとにあらゆる業種のさまざまなニーズに応えています。
モノづくりのパートナーとして構想・開発から試運転まで幅広く対応。
＜会社概要＞
- 資本金 2,000万円
- 本社・工場 〒堺市堺区旭ヶ丘北町1丁目5番18号
＜事業内容＞
- 搬送・自動組立装置
- ロボットシステム
- 検査・計測装置
- 液晶・PDP・ICカード製造装置
- 半導体製造装置
４.自動化装置の設計と製作、導入までの流れ
自動化装置を製造ラインに導入するためには装置の設計と製作が必要です。
導入することでコスト削減や人件費の抑制、生産の向上、人手不足の解消などが期待できることは先述したとおりです。
実際に、自動化装置をメーカーに依頼して、導入するまでの流れは以下の通りです。
自動化装置を導入し、効率化を図りたいなど、メーカー側のヒアリングを通して、ゴールを明確にし、現状の問題点などを明確にします。
その後、ヒアリングで明確になった課題解決や効率化に向け、コンセプトを決定し、予算を決めます。
問題なければ、受注し、自動化設備の全体・部品・組立などを図面に落とし込み、場所の確保や稼働領域に問題なかを確認し、メンテナンスも考慮して設計を行います。
また、自動化装置を導入する際に、特に注意しておきたい点が納品後のアフターフォローです。
自動化設備は導入後の方が長く使用します。
そのため、今後のことも見据えて、事前に、責任も持って長く付き合えるメーカーか、しっかりと判断してから依頼しましょう。
より詳しいロボット導入の流れや注意点は下記をご覧ください。
⇒【完全版】ロボットSIerとは？事例や企業一覧、補助金も紹介：ロボットシステムインテグレータの導入プロセス
５.ロボット導入のご相談はFAプロダクツへ
日本だけではなく、海外でも自動化設備の導入は進んでいます。その背景には少子化問題を始め、人件費の高騰という問題がありました。
自動化設備の導入が工場で進むことにより、生産性の向上はもちろん、コストの削減、人件費の削減などメリットがたくさんあります。
例えば、工場などで熟練の職人による作業が必要だった工程では、その人が何らかの理由で業務が出来ないということなどがあると、生産が止まってしまいます。
その結果、自動化設備を導入することにより、それらのリスクは軽減されます。
また、導入コストやランニングコストも人を雇う人件費を長期的に見ると、圧倒的に抑えられます。
今後も色々な作業を行える装置が登場してくると予想され、さらに工場の生産性も上がってくるでしょう。
「自動化 装置」の導入のお困りごとやお悩みがあれば、自動化のプロ、ロボットSlerのFAプロダクツにぜひお問い合わせください。
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