最新のロボットハンドはなに?メリットと専門工場オススメ3選
「ロボットの手とはどんなものがあるんだろう?」
「人間のかわりができる?ほんとにそれで効率があがるの?」
「ロボット導入って、どこに注文すればいいの?」
ロボットハンドに興味はあるけど、具体的にはよくご存知ではない方も多いかと思います。
この記事を読めばそんな悩みを解決できます。
ロボットハンドについての解説と、導入メリットを説明、実際にFA化導入を得意とする実績ある工場紹介までまとめましたので、ぜひお役立てください。
また、類似の記事も下記に記載いたしますので、参考にしてください。
産業用ロボットをラインに追加して、
・省力化、省人化してコストダウンしたい
・生産性アップして売上を上げたい
・人的ミスを減らして品質価値を高めたい
・どのメーカーのロボットを使えば効率的かわからない
場合は、関東最大級のロボットSIer、FAプロダクツまでお問い合わせください。
産業用ロボットの導入が得意な技術者が、最適なご提案をさせていただきます。
⇒【2019年】最新のロボットの現状は?技術やロボットに代替される職業
⇒手を使用するロボットの技術とは?2019年注目のロボットをご紹介!
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目次
1. 最新ロボットハンド2つと主力産業ロボットハンドを紹介
(1)2つのモーターで5本指ハンドを自在に動かす【SoftHand2】
人間の手の動きを再現するには高度で複雑な構造が必要で高価になりがちですが、ピサ大学とイタリア科学研究所では、低コストで器用に動く5本指ロボットハンド【SoftHand2】を開発しました。
SoftHand2はたった1本のケーブルと2つのモーターだけで5本指を動かし、ふわりと紙幣をつまむ動作まで再現。「この5本指をどこで活用するのか?」ここが課題となっているようですが、SoftHand2の低コストで生み出された滑らかな動きにはすぐそこへ迫る未来が垣間見えるようです。
(2)折り紙を参考にした円錐状ロボットハンド【Original Robot Gripper】
米マサチューセッツ工科大学(MIT)、コンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)開発の斬新なロボットハンド【Original Robot Gripper】。
マジックボールと呼ばれる折り紙の構造を参考にしており、ゴム膜などが張られた円錐状のグリップ部分が伸縮、内蔵された真空装置による吸引でりんごやワイングラス、南京錠にスマートフォンといった様々な形状のものを掴むことができます。
実験では重さ4ポンド(約1.81kg)あるボトルを無傷で扱えたとのこと。
(3)産業用ロボットの代表【垂直多関節ロボット】
通称:ロボットハンド、ロボットアームと呼ばれ、現在の製造現場で最も主流のタイプ。
工場のロボットといえば、このタイプをイメージする人も多いのではないでしょうか。
素直多関節ロボットの軸は、人の関節のはたらきに近く、自由度の高い動作も可能で、非常に多くの種類があり用途に合わせた選択ができるうえに緻密な作業もお手のもの。
しかし、目的別の最適な種類選びと、精密さを実現する高度なチーティング(プログラミング)が必須となりますが、専門企業の協力があればこれらは解決できます。
⇒企業で活躍する注目のロボットとは?ロボットの種類や業界を紹介!
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2.ロボット導入/FA化のメリット4つ
産業用ロボットを導入し、人が行っていた作業を自動化することをFA(Factory Automation)化と呼びます。
FA化にあたり得られる具体的なメリットをご紹介します。
(1)安全性の向上
現場における第一は安全、これは言うまでもありません。
企業は従業員の安全を最優先に考え様々な活動へ注力し日々努力していますが、作業環境によっては、切削や溶接、重量物の取り扱いなど多くの危険を含み、リスクは排除しきれません。
また、油や薬品、高温、低温、素材に合わせた極端な湿度など劣悪な環境もあるでしょう。産業用ロボットであれば、これら全てに対応し、従業員の安全を確保できます。
(2)省力化/生産性の向上
力(人による労力)を省くことを意味する省力化ですが、どうやって労力を省くか、これはツールの導入や改善による実現を指しています。
生産現場における省力化は産業用ロボットの導入。人が手作業で行う組立や選別、加工や運搬などを人の代わりに行うことで労力を省き、安定化&最適化されたチーティングが生産性の向上を約束します。
(3)品質向上
人間の技能習熟に頼る作業では、ヒューマンエラーは避けられません。習熟とは、ミスをしないことではなく、ミスをうまくフォローすることを言います。
そもそも、ミスが無いにこしたことはありませんが、いくら意識と仕組みによる改善を丁寧に繰り返しても、人が行っている以上0にできないのがヒューマンエラーなのです。ロボットは自動制御により品質のバラつきを撲滅し、ミスの発生という根底にある問題を撲滅します。
(4)教育不要の多能工化
生産現場における効率化に多能工化は欠かせませんが、満足のいく習熟度へ達するまでの期間は長く費用もかかります。その点、産業用ロボットは汎用性の高いものが多く、部品交換を行うことで1台のロボットが溶接や組立に加工など多機能を発揮し、多能工化のための人材教育費用を大幅カット。技術の個人差による品質バラツキがなく安定した品質を即座に提供できます。
3.FA化における心強いパートナー企業/オススメ工場3選
(1)株式会社FAプロダクツ
【特徴】
FAプロダクツは年間200台の実績を持つ関東最大級のロボットシステムインテグレーターです。一貫生産体制をとっており、設計から製造までをワンストップで対応。費用・時間にムダなく最適化を行うことができます。
また、お打ち合わせから原則1週間以内に「お見積りとポンチ絵」をご送付。
【ポンチ絵とお見積りのサンプル】
テキストやお電話だけでは伝わりづらいゴールイメージを共有し、スピード感を持った対応を心がけています。
【所在地】
茨城県土浦市卸町2丁目13-3
TEL.050-1743-0310(代表)
FAX.050-3156-2692(代表)
https://jss1.jp/
【営業品目】
- 産業用ロボット
- 生産設備合理化・省力化の設計及び製作
- 基板電気チェッカーや貼合・折曲など
- 治具の設計・製作
【実績】
NM社(電子部品の製造販売)、HS製作所(情報通信・社会産業・電子装置・建設機械・高機能材料・生活の各システム製造販売)、TT社(ショッピングセンターなどリテール事業)、SM社(自動制御機器の製造・販売)、OR社(自動車安全システムの製造販売)
(2)株式会社光洋
【所在地】
三重県伊勢市岩渕3丁目4-25
TEL:0596-25-7610
FAX:0596-23-1427
【企業紹介】
昭和40年の創業から地域の製造現場を支える、少数精鋭の組織。
専門分野にとらわれないフレキシブルな対応が可能で「できない、NO」を最大限回避すべく、顧客との対話の中から常に問題解決に努めています。
工場生産ライン等のFA化を得意とし、企画提案、業務効率アップのための様々な省力機器の設計を提供しているのが株式会社光洋です。
【サービス/作成品目】
・工作機械
・電子制御部品
・環境改善機器
・産業用ロボットなど
(3)株式会社ヤスヒラ
http://yasuhira.com/fa-special/
【本社所在地】
兵庫県姫路市西庄甲108
TEL:079-294-4000
FAX:079-294-4001
【企業紹介】
お客様からの信頼を第一に、製造現場での効率改善、品質向上、快適環境を実現するFA装置の提案、開発、施工を行っています。
低コストで効果的な改善方法を顧客へ提案し、自社にて提案から設計、ラダー開発と施工までを一貫して行える技術と体勢を整備。
部品の委託や、専用機の組立など少量の試作にも対応可能な企業です。
【サービス/作成品目】
・搬送機器
・検査装置
・組立機
・自動機など
4.現場への最適なロボット導入はFAプロダクツへ
5本指の人間らしいロボットハンドの技術は素晴らしいものですが、工場で活躍するのはまだしばらく先のお話ですが、今後の技術革新により、より精密な作業を代替できるようになってゆくでしょう。
産業用ロボットの導入をご検討の際は、お気軽に株式会社FAプロダクツにご相談ください。
関東最大級のロボットシステムインテグレーター ロボットシステムの設計から製造ならお任せください
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