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温度校正器の主要メーカ5選! 選び方や導入のメリット・デメリットも解説

「温度校正器」は、熱電対やサーミスタといった、製造および温度記録分野で使用する温度センサの測定装置を校正(温度を正しく測定できるよう調整すること)する機器です。温度記録・管理はHACCPでも重要項目であるため、「どのような温度校正器を使うべきか」とお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。

当記事では温度校正器の選び方や主要メーカ、温度校正器のメリット・デメリット、温度校正器で生産性を上げるポイントなどを解説します。

もし、温度校正器のコンサルティングを受けて、

  • 省力化、省人化してコストダウンしたい
  • 生産性アップして売上を上げたい
  • 人的ミスを減らして品質価値を高めたい
  • どのメーカーの自動化設備を使えば効率的かわからない

という場合は、お気軽にFAプロダクツまでお問い合わせください。
関東最大級のロボットSIerとして、最適化のご提案をさせていただきます。

1.温度校正器の選び方

温度校正器を選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。

(1)温度計のタイプに応じた校正器を選ぶ

温度校正器は、校正できる温度計のタイプが機器ごとで異なります。自社が使用している温度計の校正ができるものを選びましょう。温度計の大まかな種類は次のとおりです。

熱電対 2種類の異なる金属導体で構成され、金属の接合部で発生する電圧と、計測器型の接点で発生する電圧によって温度を測定する温度計
サーミスタ 温度変化に対して電気抵抗の変化が大きい抵抗体であるサーミスタを利用した温度計
測温抵抗体 金属または金属酸化物が温度変化によって電気抵抗値が変化する特性を利用した温度計
バイメタル式 温度による膨張係数が異なる2種の金属板を重ねたバイメタルを利用し、温度変化による変位を指針に伝えて測る温度計
赤外線放射温度計 絶対零度を超える物体なら必ず発する赤外線エネルギーを検出することで測る温度計

中でもおすすめは、温度校正器1台で複数の温度計に対応できるモデルです。購入予定の温度校正器がどの温度計に対応しているかは、製品説明やメーカへの問い合わせで確認してみてください。

(2)大きさ・形状を確認する

温度校正器は性能だけではなく機器自体の大きさ・形状もメーカによって異なります。高性能の温度校正器であっても、置く場所がなかったり現場用なのに持ち運べなかったりすると、利用場所が限られてしまいます。

コンパクトで持ち運びが便利なものかつ高性能なモデルもあるので、温度校正器の大きさにも注目して選びましょう。

(3)自社で対応するか校正サービスを利用するか確認する

温度校正器を自社で購入せずとも、メーカが実施する校正サービスにて温度計の校正を任せることもできます。校正サービスの主な特徴は次のとおりです。

・プロによる正確な校正に期待できる
・温度計の設置箇所や温度計の故障などについてその場で相談できる
・費用が高い
・呼ぶのに時間がかかるので緊急時のトラブルに対応しづらい

校正サービスのメリット・デメリットを確認し、利用するか自社で校正を実施するかを選択しましょう。

2.温度校正器の主要メーカと製品

温度校正器の主要メーカとして、次の5社の概要と製品を紹介します。

・株式会社テストー
・ビカ・ジャパン株式会社
・株式会社チノー
・株式会社東洋信号通信社
・株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社

(1)株式会社テストー

株式会社テストーは、ドイツで設立された「Testo SE & Co. KGaA」の日本法人です。環境計測専門メーカとして、換気空調、医療&ヘルスケア、食品安全、工業分野のセグメントに向けて、さまざまな計測機器の販売・効率化の提案などを実施しています。

温度校正器の販売だけでなく、診断や校正作業を実施してくれる校正サービスにまで対応してくれます。

①ポータブル多機能温度校正器Thermator

出典:株式会社テストー

ポータブル多機能温度校正器Thermatorは、インサートを取り替えることで、オイルバス・均熱ブロック・表面温度・黒体炉(サーモグラフィなどの非接触式のものが対象)の4通りの温度校正に対応できるモデルです。オイルバスは-35~160℃、均熱ブロック・表面温度・黒体炉は-20~150℃まで制御できます。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

【所在地】
横浜市港北区新横浜2-2-15 パレアナビル7F
TEL: 045-476-2544(代表)
FAX: 045-393-1862
https://www.testo.com/ja-JP/

(2)ビカ・ジャパン株式会社

出典:ビカ・ジャパン株式会社

ビカ・ジャパン株式会社は、10,000人以上の従業員と世界的に活動している、圧力測定と温度測定の世界的リーディング企業の日本法人です。温度校正器はもちろんのこと、圧力計や圧力センサ、表示器、温度計、トランスミッター、バルブ、ダイヤフラムなどの機器も製造・販売しています。

①ドライウェル式温度校正器CTD9100-ZERO

出典:ドライウェル式温度校正器

ドライウェル式温度校正器CTD9100-ZEROは、軽量でコンパクトなデザインでまとまったモデルです。持ち運び面やスペース面などで便利なことから、現場での校正用として利用しやすくなっています。また、操作が簡単な面もメリットです。0℃での簡単な温度校正や、熱電対冷接点の焼戻しなどに対応しています。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

②多機能温度構成器CTM9100-150

出典:ビカ・ジャパン株式会社

多機能温度構成器CTM9100-150は、4つのコントローラパラメータを備えている多機能デバイスです。こちらも軽量かつコンパクトなデザインで、現場での使用に向いています。-20~+150℃の温度範囲で、表面温度構成器および赤外線黒体として利用が可能です。1つの危機で4つのアプリケーション機能を組み合わせており、接触部または非接触温度計でも、異なるインサートでほぼすべての温度計を校正できます。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

【所在地】
東京都港区芝浦1丁目8−4 エムジー芝浦ビル 6F
TEL:03-5439-6673
https://www.wika.co.jp/

(3)株式会社チノー

出典:株式会社チノー

株式会社チノーは、計測・制御・監視に関するソリューションを提供するメーカです。温度センサ、放射温度計、記録計、熱画像計測装置、成分計などを販売しています。

半導体、鉄鋼、自動車、医薬、食品、エネルギーなどあらゆる分野に対応しています。

①温度計校正装置 KT-H101・KT-H102

出典:株式会社チノー

温度計校置 KT-H101・KT-H102は、測温抵抗体・熱電対の温度校正用の小型かつ実用性の高い校正装置です。ヒートパイプの採用によって、優れた温度分布を実現しています。KT-H101の校正温度範囲は40~200℃(40、80、120、160、200℃)、KT-H102の校正温度範囲は200~400℃(200、250、300、350、400℃)です。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

②液槽タイプ温度校正装置 KT-Bシリーズ

出典:株式会社チノー

液槽タイプ温度校正装置 KT-Bシリーズは、熱電対・測温抵抗体・ガラス棒状温度校正装置です。0.05℃p-pの温度安定性、0.05℃p-pの温度分布特性を持っており、高精度の温度校正に最適なモデルとなっています。また、比較的小型かつ床面積が小さいので、設置場所に困らないのもメリットです。
KT-B22の校正温度範囲は-20~100℃、KT-B23の校正温度範囲は40~250℃となっています。校正センサの形状によっては、最大10本までの同時校正が可能です。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

【所在地】
東京都板橋区熊野町32-8
TEL:03-3956-2111
https://www.chino.co.jp/

(4)株式会社東洋信号通信社

出典:株式会社東洋信号通信社

株式会社東洋信号通信社は、横浜の万国信号所と神戸船舶通知社が合併して以来、90年近い歴史を歩んできた船舶の動静情報を提供する会社です。

現在は船用品だけでなく、温度校正器や工業用温度計、フロースイッチ、レベルスイッチ、圧力校正器、軽装用バルブなどの環境測定機器も取り扱っています。なお正確には、温度校正器はドイツブランドのSIKAジーカ社の日本総代理店となっています。

①SIKA温度校正器プレミアム(マルチタイプ)

SIKA温度校正器プレミアム(マルチタイプ)は、研究ラボや製薬、品質管理など幅広い分野で使用できる標準温度発生装置です。食品、醸造、製薬、石油化学、発電所などでの使用実績があります。測温抵抗体から熱電対などのセンサーを簡単な操作で校正可能です。タイプによって-55~1,300℃まで対応できます。コンパクト設計で持ち運びも簡単であるため、現場での校正詐病にも向いています。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

【所在地】
神奈川県 横浜市鶴見区 大黒ふ頭22番 横浜港流通センター8F 1812室
TEL:045-414-2473
FAX:045-510-4155
https://premium.ipros.jp/toyoshingo/

(5)株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社

出典:フルークコーポレーション

株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社は、アメリカのダナハー・コーポレーション傘下の株式会社フルークと、日本テクトロニクス株式会社が合併して誕生したメーカの日本法人です。全世界に精密電子計測器や計測技術を提供・販売しています。フルークの標準器・校正器は、世界各国の国家検定機関で幅広く採用されています。

①Fluke 724 温度校正器

出典:株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社

Fluke 724 温度校正器は、1つでさまざまな温度機の校正に対応する高機能かつ使いやすいモデルです。10種類の熱電対型や7つのRTD型、電圧、抵抗などの測定・発生に対応しています。形状もコンパクトであるため、持ち運びも簡単です。バックライトも搭載しており、薄暗い箇所での作業も苦にしません。
価格は直接メーカにお問い合わせください。

②Fluke 726 精密多機能プロセス校正器

出典:株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社

Fluke 726 精密多機能プロセス校正器は、0.01%の確度での精密な測定・校正発生能力を搭載したモデルです。ほぼすべての処理パラメーターの測定・発生・校正が可能です。校正結果も8件までメモリーに保存できるので、現場で保存した校正データを後で分析できます。

【所在地】
東京都港区港南2丁目15番2号 品川インターシティB棟6階
TEL:03-4577-3972
FAX:03-6714-3118
https://www.flukenetworks.com/

3.温度校正器を導入するメリット・デメリット

ここからは温度校正器を導入するメリット・デメリットを解説します。

(1)温度校正器を導入するメリット

温度校正器を導入するメリットは次のとおりです。

・温度計の正確さが保ちやすくなり製造・品質検査などでトラブルが発生しづらくなる
・持ち運び可能なモデルであれば現場ですぐに校正作業に入れる
・簡単な操作で従業員のスキルに左右されず誰でも校正作業ができる
・タイプによってはマイナス温度や1,000℃以上の温度などの校正も対応できる

(2)温度校正器を導入するデメリット

温度校正器を導入するデメリットは次のとおりです。

・導入に費用がかかる
・精密な機器なので扱いが悪いとすぐに劣化や破損が起こり、メンテナンス費や新規購入費がかかる可能性がある
・温度校正器の使用について新しいマニュアルや操作研修が必要になる

4.温度校正器で生産性を上げるためのポイント

温度校正器は、稼働率を上げたりトラブル率を減少させたりなどの生産性向上に直接寄与する機器ではありません。しかし正確な温度測定は製品品質に大きく関わることを考えると、結果的に温度校正器は生産性に影響を与えると言えます。

温度校正器で生産性を上げるポイントとしては、温度校正のタイミングを決めておくことです。もし校正タイミングが遅すぎると、次の校正タイミングまでに温度計の計測が不安定なまま時間が経過し、やがて品質トラブルに発展する可能性があります。
とくに使用頻度の多い温度計や、食品・製薬などの温度管理がシビアな部分の温度計の場合は、1ヶ月ごとの校正が必要になるケースも珍しくありません。逆にタイプや使用場所によっては1~2年に1度の校正でも十分な可能性もあります。
校正するタイミングについては、自社製品やメーカの見解などを総合的に踏まえ、メーカと相談しつつ決定しましょう。

また、温度校正器自体の精度を維持するために、本体のメンテナンスや精度チェックも欠かしてはなりません。温度記録・管理についてはHACCPでも必須となるため、しっかりとした校正ルールや本隊取扱ルールを決めておいてください。

5.温度校正器導入に関するご相談はFAプロダクツ

温度校正器は直接生産性に関わることはないものの、製品の品質維持やHACCPなどの面で重要な役割を担います。性能や種類、大きさなどに注目して自社に合うものを選びましょう。

もし温度校正器導入に関してご相談があるときは、FAプロダクツへお問い合わせください。関東最大のシステムインテグレーターとしての実績・経験によって、適切な温度校正器の選定から使用レクチャーまで対応します。

【特徴】
FAプロダクツは年間200台もの実績がある関東最大級のロボットシステムインテグレーターです。一貫生産体制をとっており、設計から製造までをワンストップで対応。費用・時間にムダなく最適化を行うことができます。

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